貸金

この分野の特徴

貸すんじゃなかった!

すぐに返せない程の多額の貸し借りは、相手との人間関係に影響を及ぼすことが多々あります。そうかといって、お金を上げたり貰ったりすれば、相手との関係、たとえば立場上微妙な関係になってしまうこともあります。
お金の貸し借りをすると、貸した方は、返してもらえるまで、「いつ返してくれるのか」という気持ちから逃れられませんし、借りた方は、なかなか返せないとき、その圧迫感をずっと感じ続けていなくてはなりません。実際に動いたお金だけではなく、精神的に双方に負担がかかります。
お金を全額返してもらえるまではもちろん、貸し借りが消えてからも、人間関係は変質したままで残され、より良好な人間関係に戻すために、さらに時間を掛けなければならないというようなことは、日常茶飯事なことでしょう。
こんなことですから、「貸すんじゃなかった」し、「借りるんじゃなかった」はずです。
ですが、ストレスを抱えても、どうしても借りざるを得なかったのです。それも、消費者金融から借りてもいるのに…。

少額訴訟に訴える

信用していた友ならばこそ、貸金返還請求手続の「少額訴訟」に訴えるのです。このままでは彼もダメになるし、彼のためにも割り切って行動するのです。
「少額訴訟」とは、簡易裁判所で1回の審理で双方の口頭弁論を行い、その日のうちに判決が下される制度、簡便で非常に迅速。なにより、専門家に頼らず一人でできる。返してもらう金額が60万円以下ならオーケーで、60万円以上ならば金額を分けて少額訴訟を起こせる。
とても便利な制度で、利用しない手はない。

やはり、回収ができない

当然のことながら、勝訴判決がでた。だが、いっこうに貸金が戻らない。どうしたことか、勝訴判決が出ても、相手方が「任意に」お金を支払わないかぎり、自動的にお金が戻ってくるわけではない。当然、裁判所が取り立ててくれるようなこともない。残るは執行手続(差押等)か?
そこそこ調べたが、彼には財産らしきものが見当たらない。単純なことに、彼にまったく資産がない場合は強制執行をしても、実際には回収不可能なのです。こんな結末を迎えるのですか。なんと空しいことでしょう。
やはり、貸すべきではなかったのです。

書式及び参考資料

注意事項

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