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2018年度

平成30年05月21日

巣を壊すと法律違反? ツバメを守る法律がある

つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて空あをあをとはるかなるかな
窪田空穂

ツバメには、晴れ渡る青い空が似合います。みなさんの住む街でも、ツバメの飛ぶ姿をみかけるようになっているのではないでしょうか。
ツバメは、春になると産卵と子育てのために日本に渡ってきます。
屋根のある駐車場の梁や軒先、店先の照明の上などに巣をつくり、秋までに多くのつがいは、2回産卵から巣立ちまでの子育てを繰り返します。

子育て期間のなかで、ヒナがかえると、巣の下には糞が落ちるようになります。これが迷惑だと、巣を取り外したりすると、法律に違反するおそれがあります。
鳥獣保護管理法の第8条が、「鳥獣及び鳥類の卵は、捕獲等又は採取等(採取又は損傷をいう。以下同じ。)をしてはならない」と定めているからです。
とくに巣に卵があったり、ヒナがいる場合は、この条文にひっかかり、罰則もあります。(83条「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」)

その報告書では、上記のような個人事業主は労働者であると同時にケースによっては事業者として独占禁止法の適用も可能で、労働・独占禁止両法の法的保護を受けることができると結論づけられました。検討会では、フリーランスで働くIT技術者なども検討の対象とするとしています。

できる対処法は、つぎのようなものです。
・巣の下にダンボールを置き、なかに新聞紙を敷く、新聞を取り替えて清潔に保つ
・巣の下、30〜50センチほどの壁面に糞受けを設置する

どうしても、巣をどかさないといけない場合は、お住いの都道府県の野生鳥獣担当部署へ連絡し、確認・許可を得るようにしましょう。巣を壊しているのをみかけた場合の通報先も同じになります。

ツバメには、「来なくなるとその家は貧乏になる」、「殺すと運が悪くなる」、「巣をかけると縁起がよい」といった言い伝えもあります。
福を招く気持ちで、ツバメの子育てを見守ってはいかがでしょうか。


<参考リンク>
日本野鳥の会 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」
https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/index.html
ツバメの減少している状況についての調査結果を公開

NPO法人バードリサーチ「つばめかんさつ全国ネットワーク」
http://www.tsubame-map.jp/1_michi/project_funuke.html
糞受けの型紙や「ツバメ対応マニュアル」をダウンロードできる

書式及び参考資料

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