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2018年度

平成30年06月20日

震災のあとにやってくるブルーシート商法に注意

被災者を狙う悪徳商法

6月18日、震度6弱を記録した大阪北部地震は、あらためて日本のどこでも地震への備えを忘れてはならないことを感じさせました。

地震への備えは、家具の転倒防止や帰宅難民対策といった直接的なものだけではありません。その後の復旧・復興のプロセスで直面する悪徳商法についての知識も、必要な備えといえるでしょう。

典型的な震災便乗の悪徳商法に、ブルーシート商法があります。

地震の揺れのダメージを顕著に受けるのが屋根です。なかでも瓦屋根は、瓦が落下したりずれたりという被害が生じます。屋根は壊れたまま放置しておくと、すきまから雨が染み込み、梁や柱を腐らせたり、雨漏りで家具を痛める、カビで健康を損なうといった不具合が生じます。
被災者の心理としても、自宅を守るために緊急にでも手を打ちたいのが、屋根の応急修理でしょう。

屋根の応急処置としては、被害を受けた箇所をブルーシートで覆い、風で飛ばされないよう土嚢などで押さえることを行います。

そこにつけこむのが、ブルーシート商法です。
・料金についてはうやむやのままブルーシートを設置し、その後の屋根の修理工事に高額な契約を求める
・高額なお金を払って依頼したのに、修理がずさんだった
・余震もあり疲れ切っているなかで執拗に契約を迫る
といった事例が、報告されています。

近隣・地域での情報共有で被害を防ぐ

震災の後は、職人の人手も不足し、割高になる傾向は否めませんが、複数の見積もりをとるようにしましょう。
業者が、訪問して契約した場合は、クーリング・オフできる可能性もあります。もし契約してしまったあとでも、地元の消費者センターに相談するとよいでしょう。近隣の住民や自治会で情報を共有することも大切です。


<参考リンク>
茨木市ウェブサイト
 【要注意!!】地震に便乗した悪質商法にご注意ください!
 http://www.city.ibaraki.osaka.jp/saigai/41997.html

国民生活センター:見守り新鮮情報
 「あわてないで! 震災に便乗した屋根修理サービス」
 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen110.pdf

 「注意! 震災に便乗した悪質商法」
 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen106.pdf

書式及び参考資料

注意事項

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